土砂災害に備えての安全対策
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年12月13日更新
土砂災害から身を守るために
大雨や長雨の際は気象情報を積極的に収集し、避難勧告等が発令された際は速やかに避難しましょう。
→宮城県砂防総合情報システム(MIDSKI) [PDFファイル/659KB]
→宮城県砂防総合情報システム MIDSKI<外部リンク> (宮城県へのリンク)
土石流
あっという間に、大きな石や土砂がおそってきます
山腹や川底の石や土砂が、長雨や集中豪雨などの大量の水といっしょになって、津波のようにおそってくるものを土石流といいます。
その速さは、時速0~40kmと自動車なみのスピードですので、逃げる際は流れを背にしないで、土砂の流れる方向とは直角に逃げましょう。
こんなときは注意しましょう
- 山鳴りがする
- 急に川が濁り流木が混ざる
- 腐った土のにおいがする
がけ崩れ
突然、岩や土砂がガラガラと落ちてきます
がけ崩れは、斜面が突然崩れ落ちる災害です。崩れた土砂は、斜面の高さの2倍くらいの距離まで届くことがあります。
がけ崩れは、地震や、大雨や長雨で地面に水がしみこんで起きますが、地すべりと違うところは、前触れがあまりなく突然起き、スピードが速いことです。
こんなときは注意しましょう
- がけに割れ目が見える
- がけから水が湧き出ている
- がけから小石が落ちてくる
地すべり
地面がひび割れ、家や道がズルズル動き出します
地面は土や石が何層も積み重なってできています。地下水が粘土のような、滑りやすい層にしみこんで、そこから上の地面がそっくり滑り出すのが、地すべりです。
地すべりの動きは、普段は1日に数ミリ程度ゆっくりですが、突然スピードが増すことがあります。
こんなときは注意しましょう
- 沢や井戸の水が濁る
- 地面にひび割れができる
- 斜面から水が吹き出す