多賀城高校フィールドワークを実施しました
10月21日(火曜日)に粕川地区防災コミュニティーセンターにて多賀城高校災害科学科1年生25名が野外学習を行いました。
令和元年東日本台風による被災状況や河川防災についての講話、吉田川堤防での現地調査を通して、気候変動とその対策について土木工学の視点から理解を深めることや気候変動に係る自然災害への防災・減災における課題の発見を目的に開催されました。
午前中は大郷町役場職員や国土交通省北北上川下流河川事務所職員より、大郷町復興まちづくり事業、かわまちづくり事業の説明や決壊した堤防の復旧工事の概要等についての座学を行いました。
午後は吉田川堤防の現地調査として引堤箇所やかわまちづくり事業予定地、防災避難緑地についての説明を行いました。
防災コミュニティーセンター内の見学では、防災備蓄倉庫の中にあるアルファ米や防災グッズなどを実際に手に取り、写真を撮る生徒もいました。
施設内見学後は、今回の野外学習を通して感じたことや考えたことなどについての質疑応答が行われました。
参加した生徒からは「今までは東日本大震災について学んできたので、地震や津波の話でしたが、今回は台風ということで水害についての対策や防災・減災活動について知ることができて良かった。自分の家の近くにも川があり、最近の雨で増水していた時もあったので、氾濫した際は今日学んだことを生かして自主避難など地域の方に伝えていければと思います。」という声を聞くことができました。
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