先進事例視察「静岡県視察研修会」を実施しました
1月9日から10日にかけ、町のかわまちづくり事業における施設整備の内容決定に向け、かわまちづくり推進ワーキンググループのメンバーと共に町と類似した立地にある施設を視察し、見識を深めるため視察研修会を実施しました。
今後は視察研修振り返り会を実施し、大郷らしさを生かした内容の整備方針について議論を行う予定です。視察研修会の様子については、広報のホームページ、Instagramなどにも掲載をしますので、いいね&フォローをよろしくお願いいたします。
【静岡県函南町(かんなみちょう)かわまちづくり】
1日目は静岡県の「函南町かわまちづくり」を視察しました。
河川敷にはキャンプ場やドッグラン、水遊び場、多目的芝生広場があり、堤防上にある川の駅には水防多目的センターが整備されていました。
水遊び場は土砂が堆積していて使用できなくなっており、多目的広場や通路には土砂堆積の跡があることから維持管理の難しさが感じられました。
町のかわまちづくり事業においても高水敷に施設整備をすることから、土砂堆積時に迅速に施設を復旧できる方策や体制についての検討が必要であると思いました。
水防多目的センターは狩野川の水害の歴史や防災についての展示パネルがあり、その取組についての理解を深めることができました。
また、道の駅と隣接した立地を生かし、指定管理者である民間企業が「ミズベで乾杯」や「新春川の駅餅まき」など、年間を通じて多くのイベントを開催していました。
【時之栖(ときのすみか)スポーツセンター裾野(すその)グラウンド】
2日目はサッカーグラウンドと宿泊施設が併設された「時之栖スポーツセンター裾野グラウンド」の視察を行い、施設の概要や運営について担当者より説明をいただきました。
年間の来場者数は合宿所としては約15万人で保護者の宿泊を含めると約40万人が利用しており、食事は地元食材を多く提供して地域に利益を還元していることを知りました。
また、利用者の多くがリピーターで「また利用したい」「訪れたい」と思ってもらうためのコンセプト作りが重要である事を学びました。