防災コミュニティセンター安全祈願祭を開催しました
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月17日更新
大郷町では、令和元年東日本台風によって大きな被害にあった中粕川地区の復興事業に取り組んでいます。
吉田川の堤防が決壊した日から5年が経過し、大郷町で防災機能を備えた施設が整備されることになり、建築工事の安全祈願祭が令和6年4月3日(水)に開催されました。安全祈願祭には町の関係者約50名が参加し、神事などが行われたあと、大郷町の田中学町長が「地元の人にはコミュニティセンターを生かして未来の地域づくりに関わってほしい」とあいさつしました。
被災した場所は1メートルほどかさ上げした住宅地とし、防災機能を備えたコミュニティセンターが建築されます。施設は2階建てで平時は集会所などとして利用され、飲食できるカフェも作られる予定です。災害時は一時避難所として機能し、飲料水や非常食、毛布なども備える防災備蓄倉庫のほか授乳室やシャワー室も設けられ、地震等の災害時には約120人が避難できる避難所となります。
※防災コミュニティセンターは2025年3月完成予定です。
大郷町 田中学町長 コメント
「皆さんが常に防災センターが自分たちの身を守る施設になればいい。」
大郷町中粕川地区 高橋俊昭行政区長 コメント
「防災という役割もさることながら、地域の皆さんが常に利用できてコミュニティの場になればと」